4月9日(水)ブレず
「アンパンマン」の生みの親、やなせたかしさんと暢さん夫妻をモデルにした、NHKの連続テレビ小説「あんぱん」について、名字の言で紹介してあった。やなせさんは新聞記者、会社員等を経て漫画家に。その傍ら、舞台美術、作詞、映画製作など多くの仕事に精を出した。アニメ化された「アンパンマン」がヒットしたのは69歳の時。生前、やなせさんは述べている。「運にめぐりあいたいならなんでも引き受けてみるといい。自分の専門分野以外のことに広く眼を開き、経験したほうがいいのです」(物江潤著『現代人を救うアンパンマンの哲学』朝日新書)。ある男子部員は学生時代、プロサッカー選手になる夢に挫折。消防士になったが、長くは続かなかった。その後、彼は“信心で立ち上がろう”と決意。IT会社を経て、30歳で一からシステムエンジニアリングを学んだ。現在はエンジニアとして独立し、幅広い知見とコミュニケーション能力が評価され、大手企業の社員育成も担うまでに。「苦労した分、人間として成長できた」と笑顔で語る。挫折や不遇に直面した時、どうするかで人生は変わる。全てを意味あるものにしていくために必要なのは「負けない心」だそうだ。誰にも愛され遅い開花だったが、平和の大切さなど素晴らしい。
さて、午前中は懇談の場が幾つか続いた。午後からは、写真展&フォトスポット 「みんなのマンガッタンライナー」が、イオンモール石巻で開催(5月6日まで)。鉄道写真家 武川健太による「マンガッタンライナー」の写真展で「マンガッタンライナー」の歴史を振り返ることができる。夜は、石巻日和ライオンズクラブ第1138回例会・想支部第59回例会が日和山公園で開催。協議事項、報告・連絡事項をスピーディーに行いお花見。少々肌寒いくらいだったが話題に事欠かず盛り上がり大船渡山林火災への募金活動など奉仕活動から街づくりや豆の話まで、お疲れ様でした。