5月6日(火)薫風
『返却棚が満杯、貸し出しに長期間…大阪市立中央図書館で業務停滞 新業者に交代の4月から』産経ニュースのWeb。図書館について調べていてタイミングよくこの記事。大阪市立中央図書館(大阪市西区)で、本の返却用の棚が満杯になっていたり、予約された本の貸し出しに長期間かかったりと窓口業務が停滞していることが4日、分かった。同館はホームページで「お詫び申しあげます」と謝罪する2日付の告知を掲載。担当の市職員は「窓口業務の委託業者が代わり1カ月たったが、市民にご迷惑をかけている状況が大きく改善しない」と説明している。同館は本の返却や貸し出しなどの窓口業務を民間業者に委託。4月から新しい業者に交代したが、作業に不慣れなことや、人員が足りないことから返却棚が満杯の状態が続いている。予約された本も迅速に貸し出せない状況になったという。新しい業者は業務委託を約4億2200万円で落札し、令和9年度末までの3年契約を結んだ。市は窓口業務の入札参加資格として、年間37万点以上の貸し出し数がある公共図書館で業務委託を請け負った実績などを条件としていたという。建設と運営方法など綿密に計画しなければならない。
さて、初夏の季語である「薫風」とは、青葉の香りを運んでくるような、爽やかな風を表現したもの。この「薫」という字は、花や香水のように、実際に匂いを感じる「香」とは違い、比喩的・抽象的な言葉として用いられる。かねてから人々は、人生の折々に匂いを感じてきた。「その人の足あとふめば風薫る」(正岡子規)、「押さへてもふくらむ封書風薫る」(八染藍子)と。それは人が人と交わる時の“薫り”だろうと名字の言。朝から時折の雨で昨日までの天気と変わり3月下旬の気温。青葉は生き生きとしているが、薫風とは言い難い。それでもツツジと藤が綺麗だ。親戚にご挨拶へ行った。気がつけば、ゴーリデンウィークも最終日。お目当ての本も5冊買い込んできて目を通していると親戚がご挨拶やって来た。歴史話で盛り上がった。お疲れ様。