5月31日(土)暗雲あんうん
朝から雨と風、気温も一気に下がっている。日本経済新聞に『いわき信組問題、東北の震災復興に影 「最後の砦」信用失墜』と『山形の人口、100万人割れ』の記事。いわき信用組合(福島県いわき市)の不正問題を受けて、地元からは厳しい声が相次いだ。同信組には2012年に金融機能強化法の震災特例に基づき175億円の公的資金が注入されている。地域の事業者にとって重要な役割を果たしてきた信組の不正は、公的資金注入を通した東北の復興支援に影を落としかねない。東北財務局は29日、同信組に対して業務改善命令を出した。福島県の内堀雅雄知事は同日の記者会見で「業務改善命令を重く受け止めてほしい。預金者に影響を及ぼさないよう適切な業務運営に努めることが何より重要d」と語ったと。また、山形県は30日、5月1日現在の推計人口が99万9378人だったと発表した。100万人を割り込むのは東北6県で秋田に続く2県目、全国だと12県目だ。県は人口の減少速度を緩めながら、生活の質と活力を維持・向上させる「抑制と対応」を基本に対策を強化する。地域を持続させる施策の実効性がより厳しく問われる。県人口が100万人未満となったのは記録が残る1920年以来で、105年ぶりとなると。雨風で空が一層暗く見え、光明がないものかと思った。
さて、つなげよういのち「骨髄バンクいのちの輝き展」がイオンモール石巻で開催(6月8日まで)。「骨髄バンクいのちの輝き展」は、白血病等の病気と闘いながらも、「生きたい」という強い意志を絵やメッセージに込めて多くの作品を残した子供たちの遺作、写真、骨髄バンクを通じて生きる望みをつないだ患者さんとドナーさん(骨髄提供者)が交換した手紙、また現在元気になられている元患者さんの闘病手記、日頃骨髄バンクを支えてくださっている方々から寄せられた応援メッセージ等が展示されている。年々ドナー登録者さんが減ってくる中で、”いのちの輝き”を感じていただき、ドナー登録・”いのちの大切さ”について語り合う機会となればと強く感じる。その後、メンズカーブスに寄り、道の駅 上品の郷で『石巻市6次化センター対面販売会』が開催(明日まで)。きょうの出店事業者は、鮎川捕鯨(鯨赤肉、鯨ベーコンなど)、野村庵(ベビーカステラ)、Kimuriya(きゅうりキムチ、夏野菜キムチなど)、シンヨー水産(有頭吉次開き、甘塩赤魚開き干しなど)、おかしのいえ(フロランタン、焼きドーナツなど)、ばあばの手作りお惣菜やまぐち(炊き込みご飯、ばっけみそなど)。石森会長とエールし4店舗で購入。午後からは、かわべいと石巻まちの本棚へ。雨も止むどころか段々と強くなり、石巻市から気象警報・注意報情報のお知らせで18時52分に仙台管区気象台より石巻市に洪水警報、19時15分石巻市に大雨警報(土砂災害)が発令。慌ててNHKニュースを見ると、低気圧が発達しながら三陸沖へ進んでいる影響で県内は荒れた天気となっていて、気象台は31日夜にかけて大雨による土砂災害や低い土地の浸水に警戒するよう呼びかけていると。災害が起きませんように。