6月4日(水)郷土史

 驚き、厚生労働省によれば、去年1年間に国内で生まれた日本人の子どもの数は68万6061人となり、前年より4万1227人減少した。出生数が減少するのは9年連続で、1899年に統計を取り始めて以降、初めて70万人を下回った。出生数はすべての都道府県で減少している。国立社会保障・人口問題研究所がおととし公表した将来予測では、日本人の出生数が68万人台になるのは2039年と推計していて、想定より15年ほど早く少子化が進行している。日本人の出生数は、最も多かった第1次ベビーブーム期の1949年には269万人余りいたが、その時と比べると4分の1近くまで減少している。宮城県内で去年1年間に生まれた日本人の子どもの数は1万1242人となり、前の年より1086人減少した。出生数が減少するのは11年連続。また、1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」は、去年、宮城県は1.00で、前の年から0.07ポイント低下し、これまでで最も低くなり、都道府県別では、東京都の0.96に次いで2番目に低くなった。石巻市は590人。
 さて、各紙は「ミスタープロ野球」と呼ばれた長嶋茂雄さんの死去特集で、いかに華のあるプレーで、明るいキャラクターとファンを魅了し、選手としても監督としても輝かしく昭和を代表する国民的ヒーローだったかを象徴していた。午前中は、被害調査報告の後の検証、迅速に対応いただき感謝。続けて、サン・ファン館 平川新 館長さんによる講演会「江戸時代の外交に影響を与えた慶長遣欧使節と若宮丸漂流民-鎖国のはじまり、開国の起点-」の件で千葉事務局長さんと懇談。残念ながら当日は石巻市新市施行20周年記念式典とブッキングで資料等をお願いした。その後、11時過ぎに今日は『第二回和み塾』の打ち合わせ。和み塾は、「郷土史を学びたい〜ってと社会貢献されている皆様が集まって発足」。次は回から郷土史は現地で学ぶことになり金華山行きが決定。郷土史講師として準備しなくちゃ。その後、先月末の伊勢神宮の土産話を伺い、熊野古道などなど盛りだくさん。あっという間にお昼を回った。帰りは渡波経由で準備。お疲れ様。

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