6月21日(土)夏至
日本経済新聞データで読む地域再生に『クルーズ船 寄港地潤す昨年2479回、9都府県で最多』。日本各地の港で大型クルーズ船の寄港が活発になっている。新型コロナウイルス禍で一時激減したが、国土交通省がまとめた2024年の国内寄港回数(速報値)は2479回と過去最多(2930回)だった18年の85%に回復し、9都府県で最多を更新した。大型船向けに港を改良し官民で誘致した静岡市の清水港など寄港急増が街を潤す。都道府県別に18年と比べた寄港回数の増減数を集計したところ、増えたのは15都道府県だったと。東北地方でも海外からのクルーズ船を誘致する動きが活発になっている。国土交通省の調査をもとに、2024年の国内外のクルーズ船の寄港回数の増減を集計したところ、青森県が全国8位、秋田県が9位、山形県11位、福島県12位、岩手県13位だった。宮城県は20位、なので石巻市はだいぶ減っている。クルーズ船「ハンセアティック・インスピレーション」が25年6月7日、晴天の秋田港に寄港した。定員約230人とクルーズ船としては小型だが、砕氷能力を持ち北極圏などのツアーで人気のある船だ。記事を読むと熱烈歓迎が伝わってくる。かくありたいものだ。
さて、登米市桜岡の従姉妹に朝一でお邪魔、ゆっくりと懇談。その後、本日からスタートの「和田實水彩画展」が石巻市和渕の鈴寛ギャラリーで開催(29日まで)。油性鉛筆で下書きし絵の具で淡く着色した優しさが出ている作品展を妻と鑑賞。入口でノンコムさんの冷たいドリンクをいただいた。続いて、道の駅 上品の郷 20周年創業祭が開催(22日まで)。販売イベント、温泉イベント、キッチンカーに地元西夕子さんはじめステージイベントで賑わっている。20周年おめでとうございます。ランチは、中華そばカヤノヤの特製塩ラーメンをいただき、役所はじめ多くの方々にお会いした。YouTubeなどで拡散されて大変混んでいて、味も美味しい。その後、焼香などで忙しく、残念ながら、女川町出島にはストーンサークルと言われる縄文遺跡から太陽を見ると、夏至に黒森山に、冬至に第六天山に夕日が落ちることから、縄文の人々がこのストーンサークルを天文台として活用していたのではないか、という仮説で女川や出島を盛り上げていくことができるのか。第1部はフォーラム「専門家による講演」①世界遺産!大湯ストーンサークルの魅力(専門家)、②縄文を町づくりの核にした東松島市の挑戦(専門家)。「女川から発信」③出島ストーンサークルの物語、④荒廃した森にワイン造りで挑む。第2部は、実際に出島の遺跡に行って、黒森山に落ちると言われる夕日を見るには参加出来なかった。