7月7日(月)七夕
『奈良県で藤原俊成の古今和歌集写本を確認 戦後不明の「序文」』と日本経済新聞。初の勅撰和歌集「古今和歌集」について、平安後期〜鎌倉初期の歌人、藤原俊成による写本の一部が、天理大付属天理図書館(奈良県天理市)に残されていることが6日までに分かった。日本大の久保木秀夫教授(国文学)が確認した。和歌の歴史や意義、古今集成立の経緯をまとめた「序文」と呼ばれる部分で、戦後に行方不明になっていた。直筆の史料について、久保木教授は「古典籍の研究には不可欠。古今集に対する俊成の認識を明らかにしていくことができる」と意義を説明した。古今集は905年に紀貫之が中心になって編さんし、全20巻に約1100首の歌が収められている。古今集自体の原本は残っておらず、俊成の息子で歌人、藤原定家の写本が広く知られている。久保木教授によると、今回の成果により俊成が定家に与えた影響についても、研究の進展が期待されるという。久保木教授の調査では、序文以外の写本の原寸大複製などと見比べたところ、寸法やとじ穴の位置といった特徴が一致した。勢いある筆跡など俊成特有の要素も確認。複数の専門家のチェックを踏まえて直筆と判断した。成果は5月に東京都内で開かれた専門学会で発表した。天理図書館によると、序文の写本は1955年に古書店から購入した。平仮名で書かれた「仮名序」と、漢文の「真名序」があり「古今和歌集両序」として収蔵。俊成によるものと伝わっていたが確証がなく、直筆と断定していなかった。有名な書物は後の時代に美術品として評価され、冊子が解体されて複数の収集家に渡るケースが多い。久保木教授によると、俊成による古今集の序文も江戸時代初期に冊子から分離されたとみられると。昨日の講演を思い出しながら意味深い。
さて、親戚に寄り、司法書士事務所で懇談。その後、柳津虚空蔵尊さまの七夕詣。紫陽花でいっぱいの池を見ながら弁財天さま参拝し本堂参拝。杉田史さんとお会いし、その後草取りの奉仕活動していた髙橋礼子さんと会い「夢想庵」で郷土史の話でソフトクリームブレイク。めで鯛ソフトは見た目の通り美味しかった。メンズカーブスに行き、ゆったりとランチ。参議院議員選挙の件も含めて森下千里事務所へ。何しているんだろうと思っていたら、引き寄せたのかお会いできた。夜も、思っていたら、続けて電話いただき解決。七夕神話みたいだった。