7月9日(水)掛川市議会
議会運営委員会の研修視察。午前7時15分に石巻駅に集合し、静岡県掛川市議会。議会事務局の遠山さんの進行で、掛川市議会議会運営委員会松本委員長からご挨拶、阿部委員長の挨拶。掛川市は、政令指定都市の静岡市と浜松市の中間点に位置し、面積:265㎢(面積の半分が森林)で人口:11万4,582人(うち外国の方約5,516人)(R7.5末) 全国に先駆けて生涯学習都市宣言!を行っている。~文化の香り高い、潤い、教養のある都市づくりのために~自分づくり・人づくりいいとはどういうことか幸せとはどういうことか(考え続けるために)生きるに値する人生を送る・新幹線掛川駅の実現(総事業費135億円、市民募金30億円、昭和63年)・東名掛川インターチェンジ設置(総事業費43億円、市民出資の会社で建設、平成5年)・木造本格天守閣復元(総事業費11億円市民募金、平成6年)。
視察項目2点、(1)予算決算委員会の運営方法等について、(2)議会改革についてご教示いただいた。
終えて、東横INN掛川駅新幹線南口ホテルへチェックイン。ホテルから徒歩で10数分の場所に、戦国の覇権争いの中で築城された掛川城があるので向かった。嘉永7年(1630)の安政の大地震により損壊し、その後明治期に廃城となっていたが、平成6年に日本初の本格木造天守閣として復元された。入口で410円の天守閣と掛川城御殿の2ヶ所が見学出来るチケットを購入し天守閣へ。室町時代、駿河の守護大名今川氏が遠江進出を狙い、家臣の朝比奈氏に命じて築城させたのが掛川城のはじまり。中へ入ると戦国時代に、6代目城主として10年間在城した山内一豊のコーナーがある。働き盛りの一豊は大規模な城郭修築を行い、天守閣、大手門を建設するとともに、城下町の整備や大井川の治水工事などに力を注いだと。掛川は、作られたとも伝えられている。天守閣から四方を見ると絶景で、なんとなく懐かしい。三日月堀、霧吹井戸を通り、江戸時代後期の建物で、藩の儀式や公式対面、藩主の公邸、さらに政務をつかさどる場所として利用された全国的にも希少な、現存する城郭御殿へ。戻って、夕食で懇談。