7月11日(金) 東日本大震災から14年4ヵ月
知立市を散策。西町児童遊園(知立古城址)に石碑が2基あった。明治23年(1890)4月1日、明治用水水利組合事務所御小休。知立古城址は、知立神社の神官永見氏の居城で、桶狭間合戦後に落城したのち、刈谷城主水野忠重が、この土地にお屋敷を建てた。江戸時代はじめは、将軍上洛用の旅舎として使われたが、元禄期の地震で倒壊したのちは、再建されなかったと。知立市議会山崎議長さんからユネスコ無形文化遺産に登録された伝統芸能「知立まつり」での担ぎ上げ、高さ7mの5台の山車が巡行すると伺ったが、この中(西町山車蔵)に山車が入っているのかなぁ。次に、東海道・池鯉鮒宿の標柱を通り、池鯉鮒宿本陣跡に「明治天皇行在所聖蹟」の石碑がある。明治元年(1868)9月28日の御昼食、同年12月16日御泊、明治2年(1869)3月17日御昼食の3回池鯉鮒宿本陣ご滞在したと。午前9時40分ホテルロビーに集合し、移動。JR石巻駅到着午後5時12分。議会運営委員会阿部委員長の挨拶で行政視察を無事終了。その後、愛車をとりに行き、東日本大震災から14年4ヵ月の月命日。視察先は、30度を超える暑さだったが、夕方とあってか20度。さらにかぜも冷たく寒いくらいだった。寒暖の差が大きいなぁと妙に感心。静寂の中、合掌。自宅に戻り、河北新報に『愛媛・宇和島の伊達家史料展示』が掲載。愛媛県の宇和島藩伊達家に伝わる史料などを集めた特別展「伊達を継ぐもの」が、仙台市青葉区の市博物館で開かれている。同市と愛媛県宇和島市の歴史姉妹都市締結50周年を記念し企画された。8月24日まで。仙台藩祖伊達政宗の長男秀宗は慶長19年(1614)、江戸幕府から宇和島の支配を認められ初代藩主になった。その後も代々、養子縁組や婚姻を通じて仙台藩と関係を深めた。約100点史料は、何と興味深く、先日の齋藤善之先生の講演の鍋姫さんを思い出した。お疲れ様。