7月25日(金)でこめん
河北春秋にスマートフォンを手に、ベビーカーに乗る乳幼児を目にすることがある。スマホは何歳から手にするものなのか。宮城県東松島市が本年度、乳幼児検診をする保護者に、スマホの弊害を周知する文書の配布を始めた。市教委は2020年度からスマホなどとの適切な関わり方を子どもたちが考える「デジタルメディア・コントロールチャレンジ」(でこめん)を推進すると。要は賢い使用者にならなくてはならないというもの。生み出した時間は各校で古文の素読、読書に充て、健全な成長と学力向上の「二兎」を追う。大変重要なことだ。大人にみデジタルデトックスという言葉がある。デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みのことを言う。デジタルデトックスは、デジタルを完全に手放して生きよう、というものではない。より健全にデジタルデバイスやインターネットと付き合っていくために行うものだ。デジタルデトックスの効果として、気持ちがスッキリする、目の疲れが取れる。頭(脳)の疲れが取れる、睡眠の質が良くなる、ストレスが減る、安心感が増す、想像力(創造力)が高まる、ひらめきが良くなる、五感がさえる、幸せな気持ちになれるなどがあげられている。しっかりと向き合いたい。諸課題対応で民間企業と市役所などを回る。連日の暑さが続く。デジタル以外にも癒しとデトックスを実感してみるか、明日の活力のためにも。