7月28日(月)自分毎

 日本経済新聞核心に『今の苦境は誰のせい?』上級論説委員 坂本英二さんが載せていた。参院選が終わった。自民党は昨年の衆院選に続いて大敗し、石破茂首相がいつ辞めるかの話題でもちきりだ。首相と距離をおく党幹部は「そもそも『減税か給付か』の争点化が大失敗。これでは選挙に勝った野党の消費減税案をのまざるを得なくなるが、さらなる国債増発はリスクが大きすぎる」と語る。若き日に格付け機関のアナリストをした経験がある。初めて海外出張した南欧で財務当局の幹部と激論になった。当時の日本の格付けは最上級のAAA(トリプルA)だった。なるほどと感心させられる部分と同感だった部分が多かった。30年越し「宿題」に答えをがまさにその通りだ。その隣のパラグラフに『電話対応できない若者たち』ビジネス・コラムニストのピリタ・クラークさんが掲載されていた。なんとも言えない不思議な感覚だ。
 さて、午後2時から、令和7年度の「動く市長室」の第1回目は荻浜公民館でスタート。齋藤市長から、荻浜地区は漁業中心の地区で人口減少が進み国や県と連携し全ての世代が活躍するオール市民でと挨拶。私と木村議員が紹介され市長との懇談。石巻や地域の将来への対話では、リボンアートのホワイトディアに多くの観光客が来ているが生かされていないアートの街へ。地域の課題については、漁港の浚渫・ハシゴを、住民バス運行の道路・高台移動、復興住宅、基幹漁業のカキ養殖のノロウイルス対策、投票所のバス運行・選挙公報配布、県道側溝土砂、ゴミカレンダーなど多岐にわたり懇談し閉会。続いて、荻浜地区住民協議会 設立総会が開催。準備会阿部長一会長挨拶、齋藤市長が祝辞、来賓紹介があり、平塚秀正議長を選出し計画報告。思えば、昨年の新年会で荻浜地区4会合同新年会で住民協議会設立の重要性をお話しして昨年9月に準備会から4回にわたり協議。荻浜地区を誰もが住み良い地域とするためには、地域の特性を踏まえながら、地域のことを一番良く知っている地域住民自らが、主体的に活動していく必要がある。ずっと住み続けたい荻浜地区を作るにはどうすれば良いか、設立趣旨の通り5つの活動方針に従って活動していく。準備会阿部会長が会長に就任する役員案などの議事4議案を原案通り承認し閉会。終えて渡波へ。冒頭の記事も大事なことは、自分毎としてしっかりと捉えられるかだ。初心にかえり対応していく。

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