8月5日(火)統計
『世界の経済や市場の羅針盤となる米経済統計の信頼を根底から揺るがす愚行である。トランプ米大統領が1日、雇用統計の大幅な下振れを不正な操作だと決めつけ、マクエンタファー労働統計局長の解雇を指示した。都合の悪いデータを出したから当局者を解雇するというのでは独裁国家と変わらない。統計の中立性や継続性に重大な疑念をもたらし、経済政策の運営を困難にする行為と言わざるを得ない』と日本経済新聞社説。春秋にも、『総務省は毎年、統計に関する標語を募っている。過去の入選作を眺めるとなかなかに味わい深い。2003年は「論より数字 勘より統計」。そりゃ勘頼みがはびこったらたまらない。1989年の「水と空気と統計と」は、汚染されたら大変なもの、とも読めようか。「噓には3つの種類がある。噓、大噓、そして統計だ」。こちらはマーク・トウェインが英首相の言葉として紹介し、世に広まったとされる有名な寸言である』と複雑な現代の政策決定に、多様な統計データが不可欠なのは言うまでもないと前段の米雇用統計を巡り下方修正した労働省の担当局長をクビにしたことから「統計より独裁」と揶揄している。
さて、ロシアのカムチャツカ半島付近で発生した巨大地震による津波でカキなどの養殖施設被害調査で各支所・総合支所を訪問。特に被害が大きかった浜では懇談。現在も潮の流れが早く復旧作業ができないと伺った。宮城県漁協石巻市東部支所・同石巻地区支所・同石巻湾支所、同石巻総合支所でカキ養殖施設や定置網など。恐るべし自然の脅威、幸いにも台風9号が逸れていったので良かったが…。偶然、宮城県漁業信用基金協会に就任した佐藤靖理事長が挨拶回りしていて一緒に懇談。ぐるりと午前中いっぱい要した。また、要望を受けた支所での件で、すぐさま宮城県石巻港湾事務所へ。漁政班の亀谷班長を通して、赤間所長・笹本総括技術次長と懇談、要望し対応願った。ギリギリ、メンズカーブスで汗を流し、遅いランチの後で森下事務所へ。その後、自宅でニュース、群馬県伊勢崎市で国内最高気温を更新する41.8度を観測するなど、関東などで経験したことのないような暑さになったと。石巻市も35度を記録、統計の大事さを改めて痛感、107回目を迎える夏の甲子園は、暑さ対策として大会6日目まで試合を午前と夕方に分ける二部制が導入され、例年は午前に行われていた開会式も初めて午後4時からのスタート。2年ぶり31回目の出場となる仙台育英は8番目に登場していた。統計データにより環境に対応した策を講じる。重要なことだ。