8月14日(木)応え

 『社会は既得権に反発し始めた』と日本経済新聞大機小機。このところの国政選挙で自民党はじめ既成政党が票を伸ばせず、新興政党が躍進した。長期にわたる自民党政権下で安穏としていた既得権層への反発とみるべきだろう。戦前から戦中にかけて国家主導の経済体制の構築を主導した岸信介氏が1955年に自民党を結成した。以来、多少の曲折はあったが、基本的には自由な市場経済を政策理念とする自民党政権が日本の経済社会をリードしてきた。ノーベル経済学賞を受賞したD・アセモグル、J・A・ロビンソン両教授は、豊かな国と貧しい国があるのは、気候条件などはなく、政治経済上の「制度」の違いによることを論証した(「国家がなぜ衰退するのか」)。さらに、繁栄する国は、国家の力と個人の自由を保障する社会の力が調和している国に限られるという(「自由の運命」)。確かにその通りだ。結びに、将来性のないポピュリズムの蔓延を防ぐためにも、政治はどう応えるべきか、毅然とした対応が求められている。
 さて、従兄弟の家で焼香し、TVで夏の全国高校野球、大会9日目の第1試合で地元の仙台育英高校の2回攻防を見てラジオ放送を聞きながら、仙台育英が島根の開星高校に6対2で勝って3回戦に進んだ。安心して、NPO法人の補正の対応で仙台法務局。お盆とあって、いつもより道が混んでいた。終えて、4号背を使い大崎市田尻大貫から新盆で焼香。道の駅米山で小休止。父方の従兄弟・伯父伯母に焼香。午後1時50分にサンファン到着。第42回サン・ファン渡波市民夏まつりが、サン・ファンパーク広場で開催。開会式、阿部和夫 大会委員長が実行委員会と区長会からの補助が枯渇し残念ながら今回が最期の祭りとなると挨拶した。それを受けて齋藤正美石巻市長が祝辞を述べ続けて中止にならないように考慮すると述べ、会場から拍手喝采。来賓紹介(坂下県議、石巻市議丹野議員・私・鈴木議員、五十嵐部長・平井次長・山口渡波市所長)されステージイベント。石巻市立渡波小学校鼓笛隊、万笑アバンギャルド 、石巻市立万石浦小学校マーチングバンドなどで盛り上がった。夜には、花火が打ち上げられる。自宅に戻ると弟夫婦に姪っ子たち、恩師や従兄弟など来客対応。いろいろお話し愉快だった。

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