8月16日(土)希望
河北新報持論時論に『アンパンマン誕生 絶望から生まれた希望』登米市の添削指導員小林広子さんが掲載。詩とメルヘン(のちのファンタジー)に投稿、東日本大震災の後に佳作と入選した経緯からNHK連続テレビ小説「あんぱん」、アンパンマンの生みの親やなせたかしさんについて展開。やなせさんは、戦争で飢餓を経験したからこそ、今となっては子どもから大人まで誰からも慕われるアンパンマンを生み出せたことになると。「ぼくは戦争は大きらい」という本を残し、きんねの特に殺菌や除菌ブームなど、嫌なものを目の敵にして全て排除しようとする風潮はどうなのかと疑問を投げかけていたという。確かにばいきんまんのことも殺すわけではなく、何度でもそっと近寄らせ、嫌いな相手とも共生できることをアンパンマンで描きたかったと述べていると。各紙とも昨日の戦後80年を報道。前段のアンパンマンのように本当の平和や正義とは何かを改めて考えてみることが大事だ。
さて、市内で焼香し、お昼にメンズカーブスで汗を流した。息子が来て、40歳のお祝い。私が40歳と2ヵ月で市議会議員に当選、節目で大きな転換期だったことを話した。息子も4月にサンフランシスコ、6月にボストン、7月北海道と群馬に1週間づつと忙しかったようだが、吸収できる時の行動は羨ましい。大事なことは経験の蓄積、そこから本質や正義が見出せる。新たなスタートを期待したい。