8月27日(水) 証し
先日、和み塾で学んだ「板碑」。宮城県内7,000基のうち、石巻市で2,100基以上(移設の鹿又地区では北上川沿いを中心に約60基確認されている)ある。地元紙の一面に『北上川河川敷の板碑4基、公園へ 石巻・鹿又で移設工事 市教委「貴重な文化財」』石巻市鹿又地区で25、26日の両日、北上川河川敷の石造りの供養塔「板碑」4基を移設する工事が行われた。堤防のかさ上げ工事に伴うもので、クレーンで引き抜くなどして地区内の公園へ運び、拓本を取った。市教委は貴重な文化財だとして、説明板の設置を検討する。移設は国土交通省北上川下流河川事務所と市教委が実施。板碑は同市稲井地区で産出される井内石製とみられ、表面の記述から鎌倉時代の1293~1306年の物と推測される。4基のうち3基は3分の1ほどが土に埋まった状態で、1基は地上に横たわっていた。25日に行われた移設作業では、重機やスコップで周辺の土を慎重に掘り、1基ずつクレーンで引き抜いた。一番大きい物で縦3.8メートル、横0.5メートルあり、550メートルほど離れた大巻地区農村公園に運んだ。25、26日は拓本を取る作業を実施。地上部分の拓本は既にあるが、地中部分を含めて取り直した。市博物館の学芸員らが板碑に画仙紙を載せて水はけで濡らし、固く絞ったタオルを転がしながら表面に紙を密着させた。墨を載せて表面の文字を浮かび上がらせ、乾いてから紙をはがした。今回移設した板碑のうち3基は、亡くなった人の供養のために建てたと考えられるという。板碑には梵字(ぼんじ)や設置年とみられる表記があったが、地中部分から新たに日付などの記載が確認された。公園内での設置は10月を予定すると。先日、講師をお願いした市博物館の学芸員泉田邦彦さんのコメントが載っていた。
さて、市役所と会派室で作業して蛇田へ。ランチのお誘いをいただき、障碍児と共に歩む会の登記や懇談で話が弾み午後2時。帰ろうとした際に懇談している方々に参加してあっという間に3時、「石巻市のPR・発信力」など深いお話へ。夜は、石巻日和ライオンズクラブ第1147回例会。資金獲得事業「川開き出店」収支報告やガバナー公式訪問例会などCN50周年記念例会に向けて事業資金獲得など提言された。zoom参加も入れ70%の出席率。