9月7日(日)ロマン

 『土偶の声が聞こえる<ぷらっと東北(61)縄文ロマン感じる「古代の丘」(山形県長井市)>』と河北新報。「また現代人がやってきた」。山形県長井市の朝日山系南麓にある、古代の丘。木々の中を歩いていると、セミの合唱に混じって不思議な声が聞こえた気がした。丘を見上げると、大きいもので3メートルもある巨大な土偶たちと目があった。約4000年前、周辺には縄文人が暮らしていたと。歴史を知ることは大切だ。ワクワクする。
 さて、「石巻モーニング・ブースト祭り」が、かわまちオープンパークで開催。石巻の多様な魅力を「編集」し、新しい価値を生み出しながら、石巻を朝から元気にする朝の祭りで今回が2回目。大勢の人たちがモーニングブーストを楽しんで、こちらも元気になった。移動して、第46回石巻地方神楽大会が、河北総合センター ビッグバン 文化交流ホールで開かれた。開会行事に続き、7団体(女川法印神楽保存会・寺崎の法印神楽保存会・飯野川法印神楽保存会・江島法印神楽保存会・雄勝法印神楽保存会・福地法印神楽保存会・神取・給人町法印神楽保存会)が参加。打ち鳴らし、伊弉諾尊・伊弉冊尊が国生みの後に生んだ木の神である句句廼馳尊の舞とされ、浜神楽では国や人々の身を祓い清める、最も重要で最初に舞われる舞の初矢から魔王退治・日本武尊・五矢・所望分・笹結・蛭児・産屋まで。表題の『八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を』は、日本最古の和歌で、スサノオノミコトが、出雲でクシナダヒメと結婚した後に、新居を建てる際に詠んだもの。時の流れと間合い、空間がなんとも言えない。移動して、柳津虚空蔵尊の「お寺マルシェ」。入口の鳥居前から既に混んでいて駐車場も所狭し。歩いて受け付けを通ると歴史ある虚空蔵尊の境内に人の波にブース並んでいる。歴史を感じ、お寺ならではの雰囲気に老若男女が交流。中に行くとケアなどで癒すブースとパン屋さんブースなどで心と体が休まる。終えて、鈴寛ギャラリーで「柏谷佳代子 展」が昨日から開催中(10月26日まで)。これまでの個展や絵画展で観た懐かしい作品に感激、震災前の懐かしいダックシティや保原屋などの風景に時空を超える。北上川河口のヨットに魅せられた思いが伝わる。鈴寛ギャラリーの母屋にも作品が並ぶ。サンファンバウティスタ号などヨット以外の粕谷さんの作品が並んでいた。帰りに置物が話し掛けられたような気がした置物。後で調べてみようと。市内に入る。石巻市内では、ボンバー石巻が今晩10時まで開かれている。「石巻の街づくりや観光の新しい柱になるものを育てたい」という発想で、北海道は函館で開催されている「バル街」というイベントを参考にして誕生した「ボンバールいしのまき」。賑わい創出へ。夕方、帰宅途中の県道2号線(石巻鮎川線)牡鹿路で汗だくになりながら、ゴミ拾いをしている方を見かけ、Uターンして感謝を申し上げた。伺うと仙台の方で、娘さんが嫁ぎ綺麗な環境だったがゴミが気になってと申していた。触発され帰りに少し拾ったが、捨てる人が悪いのだ。しっかりとマナーを守って欲しいものだ。ましてや潮風トレイルや日本遺産に金華山詣が公認されている。声を大にして訴えたい。

コメントは受け付けていません