9月21日(日)酸性化

 『CO2を蓄える海に異変 酸性化・プラごみが機能損なう』と日本経済新聞Science。海は大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収して蓄える巨大な貯蔵庫だ。その海に異変が生じ、CO2をためる働きが弱まって温暖化が加速する恐れが出てきた。複数の科学研究は人間の活動が原因で海水が酸性化したり細かいプラスチックごみが増えたりすると、海の機能が損なわれる可能性を指摘する。ごみを削減するなどして海を守る対策が求められている。21世紀末までに海がCO2を吸収する量が10%減少する――。中国のアモイ大学などが5月に発表した研究は、地球温暖化の行方を注視する専門家らに衝撃を与えた。学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に論文を掲載したと。海の酸性化は思わぬ被害をもたらす。「海洋酸性化は生態系や水産業に影響」弱アルカリ性の海水が大気中のCO2を吸収することで、酸性に近づく現象。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の評価報告書によると、21世紀末には19世紀終盤に比べ、酸性やアルカリ性の度合いを示す海水のpH(ペーハー)が0.16~0.44低下すると予測されている。海の酸性化は、生態系に深刻な影響を及ぼすことが指摘されている。植物プランクトンや貝類、サンゴなどが骨格や殻を形成しにくくなる。されに食物連鎖の下位にある植物プランクトンやサンゴが繁殖しにくい環境になると、水産業や観光業などにも影響が生じる恐れがあると。尊い生命を育んできた海が壊れつつある事実を浮き彫りにしている。
 さて、9時に妹と甥っ子たちの焼香し、10時から日高見神社秋季例大祭の神事に出席。玉串奉天させていただいた。宇角安弘さんに綺麗に見える型を教えていただいた。神事も厳かに行われ続けて、直会。舞台の清め・神降ろしお「打鳴らし」、須佐鳴男尊「五矢」で悪霊退散、疫病防除、五穀豊穣の舞と続く。続いて、お誘いをいただき、ダイハツマルシェへ。移動して、「港湾感謝祭」が開催されている石巻港大手ふ頭へ。海上保安庁の巡視船「まつしま」、株式会社丸本組の非航式旋回起重機船「第七十三幸丸」の2隻に乗船する方々でいっぱい。石巻を考える女性の会と恒例のお写真。各キッチンカーも賑わっていた。夕方、彼岸でいとこ宅の焼香へ。

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