9月25日(木)注釈

 『X投稿に「注釈」付くと転載減』と日本経済新聞。X(旧ツイッター)で誤解を招きやすい投稿に対し、ボランティアの利用者らが注釈を加えて注意喚起する「コミュニティノート」で、投稿を拡散させるリポスト(転載)が46%、賛同する「いいね」が44%減るとの研究結果を、米ワシントン大などのチームが米科学アカデミー紀要に発表した。チームは「誤情報への対策として効果的だ」と評価した。プロのファクトチェックは費用がかかり、迅速性や対応範囲も限られる。これに対しコミュニティノートは利用者が付加を提案し、他の利用者たちも支持すれば公開されるという一般の人々の集合知を利用した仕組み。研究では、2023年3〜6月に書かれ、ノート付加が提案された4万78件の投稿を追跡した。利用者に認められてノートが付いた6757件の投稿に対する反応の推移を、ノートが付かなかった残り3万3321件への反応と比較した。ノートが付くと、その後48時間の転載や「いいね」が4割以上減り、投稿者と直接つながっていない利用者にも情報が拡散されていく「転載の連鎖」も抑えられた。このほか返信が22%、閲覧は14%減ったと。「誤情報拡散対策に有効」がわかった。
 さて、本日も本会議 一般質問4人が登壇した。2次石巻市総合計画後期基本計画のポイント及び進め方について、総合支所の合併時から現在の状況及び課題について、雄勝地区漁港等の環境整備における現状、課題及び対策について、少子化・高齢化社会への対応と行財政運営の見直しにより、本市が輝き続けるための方策について、部活動の地域移行について、野生生物の交通事故(ロードキル)について、再生可能エネルギーについて、アフリカのホームタウン問題に見る、本市の多文化共生について、鳥獣被害対策について、予防接種について、空き家対策について。質問の合間の会派室では、前橋市の小川市長が週刊誌で市の幹部職員の既婚男性とラブホテルに通っていたほか、男性と合流するまで公用車を使用していたことなどが報じられ、昨夜の会見で「男女の関係はなかったが、誤解を招く軽率な行動だった」と陳謝し、みずからの進退について「第三者と相談しながら考えていく」と説明した話題。学歴詐称や教職員の事件など多い。さらに、パワハラなど「注釈」が溢れそうだ。

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