10月6日(月)つき

 「ワークライフバランスを捨てる」。気合の入った宣言を聞いたとき、これかもと思い当たった。高市さんの勝因ではなく、小泉さんの敗因だ。現役閣僚として初めて育休を取った。イクメンアピールに対しては、恵まれた4世議員ならではの特権、と冷めた声もあった。就職氷河期で望まぬ非正規職に就き、家庭を築く余裕のない同世代は多い。手放しで「ロスジェネの星」と応援しかねる気分もわかる。その点、高市さんも似ている。小泉さんが同世代なら高市さんの場合は同性。「自らが属する集団」の支持が暑くない。「初の女性総理」に複雑な思いを抱いた女性は少なくないだろうと。高市氏は就任後の挨拶で「全世代総力結集で全員参加で頑張らなきゃ立て直せませんよ。だって今、人数少ないですし、もう全員に働いていただきます。馬車馬のように働いていただきます。わたくし自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働いてまいります」などと力強く意気込みを語ったのに、志位氏は自身のXを4日夜更新し、高市氏の発言に言及。「『全員に馬車馬のように働いてもらう』にものけぞった。人間は馬ではない。公党の党首が使ってよい言葉とは思えない」と私見を述べた。北村氏は、この志位氏のポストを添付。「実に下らない批判です」と投稿した。この北村氏の投稿に対し「日本人には違和感ない比喩表現なのにね」「比喩表現って知らないのかしら」「同感です。馬車馬のように、は人=馬という意味ではありません。日本語を勉強なさってください」「覚悟の話…耳障りの良い言葉やキレイ事言う人より荒々しくても芯が通った方の言葉なら響くもんだよ」「まあ日本人なら普通の比喩表現なんですけどね」などとさまざまな反響の声が寄せられていると報道されている。揚げ足取りや言葉尻を捕まえるのではなく政策など議論を深めていただきたいものだ。諸課題の解決で市役所へ。幾つかの課を訪問して、日曜日の資料を届けた。その後、注文していた書籍を受け取り、「どんぐり」が、本日正午にオープンし賑わっています。人気のコストコアイテムを使いやすい小分けで提供、LINEのお友達や欲しい商品をリクエスト可能とのこと。広がって欲しい。遅めのランチは、開店して中々行けなかったお店へ。市役所での対応など伺い、改善等を図っていきたいと思った。夜は、十五夜。今日は旧暦8月15日にあたり「中秋の名月」が見られた。事前にススキ・ミヤギノハギ・ソゾメを用意して団子・アケビ・サツマイモ・クリ・ナシ・ブドウなどを供え、秋の夜長を明るく照らす十五夜を見つめた。昨年まで愛犬も参加していたのを思い出した。一献いただき、自然の恵みに感謝。

コメントは受け付けていません