10月15日(水)三重県桑名市

 神無月に入り、早くも15日。本日から行政視察なので、早めに小積浜五十鈴神社で安寧を願い参拝した。その後、8時半過ぎに市役所へ行き、石巻市議会総務企画委員会視察で三重県桑名市へ。 テーマ『職員採用における取組について』合併前の旧市で一度会派で視察して以来。桑名市も平成16年12月6日に桑名市、桑名郡長島町、多度町の3市町村が合併し、面積は、136.65㎢、人口は、約13万7千人である。 木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)の河口にあり、北西部に養老山地、南東部に伊勢湾がある。地形的には養老山地南東部にあたる山地や丘陵地帯、伊勢湾に面した木曽三川と員弁川による堆積平野、木曽川や長良川周辺の輪中に代表される水郷地帯からなる。 冒頭で伊藤徳宇市長さんから、歓迎のご挨拶をいただき、山口委員長挨拶。長岐知弥さんから持続可能なCX採用モデルの確立について説明。桑名市は、市職員採用において、名古屋市・三重県庁などの競争自治体に人材を奪われ、選考を通じた辞退率38%(2023年度実績) という課題解決のため、2024年5月から半年間、採用アドバイザーを登用し選考プロセスを改革し、選考辞退率を11%まで改善している。現状や競合を分析する中で桑名市役所の特徴を把握、近隣自治体との差別化戦略を立案し、桑名市役所で働きたい、桑名市役所の想いや取組への共感を狙い、選考を一方的な評価の機会ではなく、魅力付けと相互理解の場としている。熱心に質疑応答した。桑名市の取組を学び、今後の本市の事業の役立てたい。

コメントは受け付けていません