11月4日(火)北海道石狩市

 朝7時に市役所に集合し、石巻市議会会派日高見会行政視察で北海道石狩市へ、テーマ『ゼロカーボンシティ達成に向けた取組について』 で石狩市は札幌市の北側に隣接し、石狩湾に臨む水に恵まれた風土で、人口56,931人(令和7年5月末現在)。面積は733.33k㎡。平成19年2月に改訂した「石狩市地球温暖化対策推進計画」と、平成29年2月に策定した「第3期石狩市役所の事務・事業に関する実行計画」が、ともに令和2年で計画期限を迎えたことから、令和3年3月に、以降10年間(事務事業編は5年間)を計画期間として「石狩市地球温暖化対策推進計画」を改定しました。その後、国や本市を取り巻く脱炭素に関する動向が大きく変化したことから、最新の環境情勢や、本市の取組状況などを踏まえて、脱炭素社会に向けた基本的な方針や講ずべき施策を定めるための一部改定を令和6年3月に行った。令和2年12月にゼロカーボンシティ宣言を行い、2050年までに温室効果ガス外出量実質ゼロを目指すことを表明。民間会社の風力発電による電力を市内公共施設で利用すること、また、脱炭素先行地域として石狩湾新港では、地域の再生可能エネルギーを供給するREゾーンを設定し、再生可能エネルギーの地産地活を図り、脱炭素と産業集積の両立を目指している。石狩市オフセット・クレジット(いしかわJ-VER)。「デコ活」の周知(脱炭素へ)。「ごみ・資源分別案内アプリ」の配信、「ボトルtoボトル」の取り組みの区域施策編。事務事業編では①公共施設の照明LED化、②公用車の次世代(えV等への転換)、③グリーン購入及び環境配慮契約(電力)の推奨、④公共施設における再エネ導入ポテンシャル調査事業、⑤再生可能エネルギーの地産地活に関する連携強化(厚田)、⑥マイクログリッド構築事業(厚田)。環境省「脱炭素先行地域」プロジェクトの概要(風力・バイオマス・太陽光)、石狩湾新港地域「REゾーン」(面積100ha、再エネ100%、データセンターなど)→合同会社グリーンパワー石狩による洋上風力発電。脱炭素先行地域「中心核マイクログリット」(令和9年稼働予定)。環境教育→双葉小学校5年生環境学習成果発表会(議場で開催)。DAC(Direct Air Capture)の実証事業(石狩市民図書館)。GXの実現に向けて、石狩市が目指す再エネの地産地活、「環境」GX「経済」により、脱炭素地域の実現を行い、産業の成長・発展を目指す。本市においても令和6年2月にゼロカーボンシティを表明し様々な取組を進めていくことから、石狩市を視察することで今後の事業の参考としたい。夜は、石狩商工会議所の方々と一緒になり、楽しい時間を過ごすことができた。

コメントは受け付けていません