11月5日(水)北海道登別市
たびのホテル石狩(先月10月に出来たばかり)を8時に出発して、会派日高見会行政視察2日目は北海道登別市へ。テーマ『議会改革度調査1位に至った取組にについて』で、登別市議会は早稲田大学デモクラシー創造研究所が実施する議会改革度調査において、2022、2023、2024年度の3か年で1位となっている先進的な議会(ちなみに2023年度で石巻市議会は298位)。予定より早く到着したが、早速対応していただいた。小栗義朗副議長さんから登別市の概要を含めたご挨拶をいただき、星会長から御礼のご挨拶。登別市は、北海道の南西部、支笏洞爺国立公園内に位置して人口42,900人(2025年9月末現在)、面積212.1 km²。登別温泉やカルルス温泉など観光地に観光客3,341,648人。議会改革は、議会内部だけの改革に留まらず、住民や他団体との共創の姿勢を強め、議論する議会の見える化に積極的に取り組んでいる。 また、『多様性のある議会の実現』をビジョンに掲げ、議論する議会の見える化への取組、住民参画の取組(議会サポーター制度)などを幅広く実施し、政策形成や議論の深化に生成AIをはじめとするデジタルツールを活用している。 議長公約・所信表明、議長諮問。地方自治体を取り巻く環境は日々大きく変化し、地域課題の解決や未来創造への成果が求められるため、今後ますます、市民満足度や住民ニーズをいかに市政へ反映させていくかが重要と思われる。政策形成サイクルなど登別市の取組を本市議会の改革の参考に実現としたい。質疑応答も、さすが1位の市。ビジョンの『多様性のある議会の実現』の実践に各議員や議会事務局体制がしっかりとした熱・圧を感じた。議員定数も次回の選挙から3名削減する条例を議決した。終えて、予定通りの日程で視察する場合には、視察先に宿泊ということで登別万世閣へ。