12月17日(水)お歳夜

 きょうは、観音様の年越しを祝う「お歳夜」。山形県庄内地方には切山椒(きりさんしょう)というお菓子を食べる風習が今も残る。9日は大黒様のお歳夜だった。庄内ではこの日、ハタハタの田楽を供えたりする。庄内の鶴岡市出身で作家の藤沢周平は「ハタハタは、神々のお年夜という季節の行事に欠かせない魚でもあった」と随筆に書いていると。続いて作家の太宰治の郷里でもハタハタの漁獲量が落ち込んでいる。秋田音頭で知られるハタハタの不漁は深刻だと。我が家では、定置網で獲れた見事なカワハギの煮付け1匹づつで食卓が華やいでいた。調べると、お歳夜とは、主に山形県庄内地方に伝わる、年の暮れに神様の年越しを祝う行事のことで、特に12月9日は大黒様のお歳夜として、豊作・子孫繁栄を願い、豆や大根、縁起物のハタハタなどを使った特別なご馳走(豆づくし料理やハタハタの田楽など)を食べて祝うと。きょうも本会議一般質問で5名登壇。障害福祉について、人口減少下での財政支出について、持続可能な社会を目指すごみの減量化と資源循環の推進について、これからの財政の在り方について、教育の質の向上について、水産資源の有効活用について、HPVワクチンの危険性他、各種予防接種について、多文化共生、国際交流について、SDGsの取り組みについて、地方創生2.0について、子どもの安全と学校への信頼回復の取組について、市民ニーズ把握の在り方と政策への反映についてなど質した。水産物の漁獲種類の変化など飛び出したが、水産都市として由々しき問題だ。漁獲漁の復活を福の神さまに祈願してみましょう!

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