12月20日(土)改革

 日本経済新聞大機小機に『「構造改革」が始まる」が掲載された。今年を振り返ると、日本の将来を方向付ける大きな変化が着実に進行していることに気が付く。なによりも日本を取り巻く国際環境が大きく変わった。米国をめぐる国際問題、外交問題を注視し続けたヘンリー・キッシンジャー元米国務長官は2014年に著した「World Order」(伏見威蕃訳「国際秩序」)で次のように述懐している。民主主義と自由市場を広めれば自動的に公正で平和で排他的ではない世界が創れるという見方は冷戦直後の楽観的な思い込みだったのではないかー。国際経済システムはかつてないほどグローブ化している。一方で政治構造は変わらず国民国家が土台になっている。要するに世界も日本も「多党制・多様性の時代」に入った。そして構造改革が動き始める。今こそ、人口減少社会を見据えた構造改革へ大いに期待したい。また、注視していた医療報酬だが、『診療報酬本体3.09%上げ 26年度、インフレ対応で30年ぶり改定率』政府は2026年度の診療報酬の改定で、医療従事者の人件費などに回る本体部分を3.09%引き上げる最終調整に入った。1996年度の3.4%以来30年ぶりの水準となる。医療機関のインフレ対応や賃上げの原資とする。診療報酬の総額は医療費として国民が負担する。医療現場の実態に応じた適正な配分が欠かせない。高市早苗首相と上野賢一郎厚生労働相、片山さつき財務相が19日、首相官邸で協議して決着したと。診療報酬 病気やけがで治療や検査、薬の処方などを受けた際、病院や薬局などに対価として支払う全国一律の公定価格。国が診療行為ごとに点数を決め、支払時は「1点=10円」で計算する。例えば初めて診察を受けた際の初診料は現在291点で金額は2910円になる。3割負担なら870円(端数は四捨五入)を患者が窓口で支払う。原則2年ごとの偶数年度に改める。年末の予算編成の過程で政府が診療報酬全体の改定率を決める。その範囲に収まるように中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)で議論して個々の診療行為の点数を設定する。かつては新年度の4月から適用していたが、24年度改定から6月に変更された。さて、ご挨拶まわりしながら、ランチは、日本テレビ系全国ネットで放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』で放映された民宿旭山ドライブイン。本日も大勢のお客様、みそラーメンを食べた。野菜がたっぷりでなかなか麺に辿り着けない。ほどよい仙台みそとガーリックが良い味となっていた。あっという間に完食。リーズナブルなお値段(800円)。その後、ママンフルーリごっち主催の『マルシェ・ダンス・ゲームetc ココロおどるクリスマスマルシェ』が、こもれびの降る丘遊楽館で開かれた。午前中はフラダンスのステージが、着いた時はイントロ当てクイズに急遽椅子取りゲームの参加。美味しい食品、癒しなどワークショップ 14ブースでさらに賑やかに展開。タイトルにあるようにココロ踊るダンスダンスでした。

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