12月26日(金)ご用納め

 『「灰色の白鳥」は身近に潜んでいる』が日本経済新聞にBNPパリバ証券グローバルマーケット統括本部副会長 中空麻奈氏が掲載。2026年になる。「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり」は、日本の株式市場での経験則から来た格言だが、来る午年は格言に逆らって、安定した株式相場になるかもしれない。どれだけリスクが指摘されても、過剰流動性の大きさが市場をサポートする可能性があるからだ。しかし、「グレースワン(灰色の白鳥)」が案外身近にいることには気をつける必要がある。グレースワンは「あり得るが起こりそうもないと考えられる事象のこと。意外なものであると同時に、ほとんど対応準備がないため、市場に特大なインパクトをもたらすものを指すと。①米国の景気低迷リスク、②人工知能(AI)バブルの崩壊懸念、③プライベートクレジットの問題④財政悪化が深刻なリスクにつながる可能性など掲げていた。そして、「分散」を基本に、念には念を入れることを忘れてはいけないと結んでいた。
 さて、官公庁や企業など普段より早いご用納めとなって1年を振り返り挨拶が行われている。宮城県庁では午後4時に庁内のテレビ放送で、村井知事が職員に仕事納めの挨拶をした。岩手県大船渡市で発生した山林火災や東北を中心に全国で相次ぐクマ被害など、これまでに例のない事案が重なったと1年を振り返り、年始に今年の漢字としていた「要」の字に触れ職員に感謝を述べたと報道された。日数が、この通り迫り厳しい。

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