1月3日(土)夢売り
金子みすゞさんの詩を用いての日本経済新聞春秋に共感した。すがすがしい正月三が日の朝、金子みすゞの詩の一節を思い出した。「年のはじめに/夢売りは、/よい初夢を/売りにくる。」(「夢売り」)。素晴らしい1年の兆しになりますように――。元日、あるいは2日の夜に見る夢は昔から特別なものだと考えられてきた。江戸時代、吉夢を見るために七福神が乗った宝船の絵を枕の下に置く風習があったという。「お宝、お宝」と叫びながらこの絵を売り歩く商売も存在したとか。富士とはいかないまでも鷹や茄子くらいは、とでも願ったかと。そして、AIに触れてみすゞの詩へ。「そしてやさしい/夢売りは、/夢の買えない/うら町の、/さびしい子等の/ところへも、/だまって夢を/おいてゆく。」昨晩の夢は忘れても、やさしい夢売りの心根は常に持ち続けたい。想像力を働かせる。他者を慈しみ、そっと寄り添う。おそらく人間にしかできない心の営みであろうと結んでいた。
さて、立町で初売りの品物を受け取って蛇田へ。明日のお願いをしてワールドハウスへ。ちょうど鎌倉時代より伝わる伊去波夜和気命神社の神事芸能を継承する石巻市渡波地区の民俗芸能伝承団体の渡波獅子風流保存 千寿会の獅子風流と一緒になり招福を願う。移動して、伊去波夜和氣命神社を参拝。境内で、「福をかき集める」「運を鷲掴みする」という意味を持つ、商売繁盛や招福の縁起物の熊手を求めて出店していたおにぎりカフェ まっちゃん八百やさんと初笑。午とダルマが可愛いく、ダルマに両目が入りウマく行く。宮司さんと話したが、先日稲井で伊去波夜和気命神社を見たお話し県内に2つあるということがわかった。詳しくは調査してからにしたい。第102回東京箱根間往復大学駅伝・復路 (5区間109・6キロ)往路首位で復路を発進した青学大がトップを譲らず、3年連続9度目の総合優勝を飾った。速報値で10時間37分34秒の大会新記録。同一チームの2度目の3連覇は史上初と、またしても箱根の歴史を塗り替え、夢売りを叶えた。すごい。夜は、新年のご挨拶で区長さんと一献。夢売りは良いなぁ。