11月8日(月)ブレない行動

 各社の全国世論調査で、菅内閣の支持率は30%台となり、前回調査の50%台から急落し、発足以来の最低数字となり不支持率が支持率を逆転した。
 原因としては、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件や円高・デフレの経済情勢、「政治とカネ」の問題への対応などで不満が高まり、内閣支持率を一気に引き下げたようだ。引き続き、菅首相は厳しい政権運営を強いられることになりそうだ。
 民主党政権の外交・安全保障政策についての不安や、中国漁船衝突事件を巡る菅内閣の一連の対応のまずさが大きい。事件の模様を撮影したビデオ映像がインターネット上に流出した点でも、最初から事件のビデオを国民に公開すべきで、公開を避けてきたことへの強い不満が示された。
 同じ政権で大臣が変わっただけでダムの対応は驚くことやTPP問題への対応も不満が増すばかりで同僚議員と懇談したが一致した意見だ。
 さて、雇用と定住促進対策特別委員会の行政視察のため、午前7時庁舎北口玄関を出発、仙台空港-福岡空港-博多駅-特急有明9号-熊本駅-市電で慶徳校前で三井ガーデンホテル熊本へ、18度の気温は暖かい。
 熊本市は九州中央、熊本県西北部、東経130度42分・北緯32度48分の位置にあり金峰山を主峰とする複式火山帯とこれに連なる立田山等の台地からなり、東部は阿蘇外輪山群によってできた丘陵地で、南部は白川の三角州で形成された低平野からなっている。駅を降りたとき、火の国と肥後の看板が見受けられる。現在、中核都市だが平成24年4月の政令指定都市移行に向け取り組んでいるのがわかる。明日は、視察項目「企業誘致への取り組み」と「中心市街地活性化基本計画について」だ。当市への活力も考えていきたい。

コメントは受け付けていません