11月9日(火)熊本県熊本市
ホテルに熊本市議会事務局のバスが迎えに来ていただき、3階の委員会室に。熊本市議会事務局議事課富永健之課長補佐さんから歓迎の挨拶と熊本市勢の概要(明治22年4月1日市制施行当時は面積5.55k㎡で人口42,000人。現在は、合併を繰り返し本年3月23日に熊本市と城南町・植木町と合併し人口727,978人、面積389.51k㎡でいよいよ24年4月1日政令市へ移行、過日、5つの区割りを議決し全国で20番目、九州で北九州市、博多市に次3番目と進める。また、来年3月12日九州新幹線が開通。歴史的転換期と位置づけている。日曜日に市長選が実施され現職が3期目(自民党県議で37歳で当選、現在45歳)、水澤委員長から御礼と石巻市の概要を述べ視察項目1、企業誘致への取り組みについて同市経済振興局商工振興部産業政策課前田安利課長さんから豊かな自然と都市機能が融合した中核市で農業とサービス産業のまちから268k㎡について概要の説明をいただき同課西山茂宏主査さんから政令指定都市へ73万熊本のインセンティブとして企業立地促進補助制度を拡充、平成16年に5億円の限度額をアップし製造業をターゲットに設備投資補助金を加えた20億円にした。また、スモールオフィスへの優遇制度を用意、九州のどまんなか「熊本市」へようこそで平成16年に設置しコールセンター進出10社強で2,000人を超える雇用がなされている。同課は今年から2人体制に強化し東京事務所など活用している(平成11年から46社)。さらに、お客さんに来ていただき体験し交流型の観光施設の5つのコンセプトでフードパル熊本を展開、城南工業団地、植木地区も準備調査体制を図っている。視察項目2.中心市街地活性化への取り組みについて同市都市建設局都市政策部都心活性推進課守田誠治課長さんからパワーポイント用資料と進捗状況、基本計画一覧により中心市街地415haを位置づけ4つのエリア(熊本城地区、通町・桜町周辺地区、新町・古町地区、熊本駅周辺地区)で「豊かな水と緑、多様な都市サービスが支える活力ある多様連携都市」を目指している。平成19年に認定され目指すべき将来像は「400年の歴史と伝統が息づき城下町の魅力が輝く、九州中央のにぎわいと活力あふれる交流拠点」を3つの基本方針で取り組んでいる(総事業費1900億円)。8時55分からスタートし11時を超え、質疑も活発。議場(松野明美さんの議席もあり)を見させていただき、移動し、中心市街地の熊本城本丸御殿復元整備事業(54億円)を現地で説明を受け本丸で食し、午後からは食のファクトリーパーク「フードパル熊本」を見学(年間100万人利用)。市民との協働が印象的だった。