11月12日(金)石巻産かき

 午前中は、相談指導事業に引き続き、石巻産「かき」のスキルアップ事業についてレクチャーを受けた。プレミアかきの生産、新商品開発・かきソース、「焼き牡蠣・番屋」の開設など今後の進め方や予算関係などまだ諸課題もあるが、是非、推進していきたい。
 午後からは、石巻湾支所に集合し石巻かきブランド化事業委員会の「第11回いしのまきかき祭り」の協賛いただいた仲買7社など石巻湾支所長、石巻地区支所長と回った。其々、現在のかきの販売方法、価格などに関する不満など多くの御意見を拝聴する機会を得た。
 生産者の供給と仲買人の需要のバランスだけではなくスパーなど量販店が消費者へ提供する特売などで販売価格を決定するためチリ地震津波や猛暑でかきの生産が限定されている中で高値で入札取引が進んでいる一方で量販店の安売りへ対応するための赤字覚悟で対応している話など伺った。量販店もチリ地震津波被害に残った「落ちないカキ」だ。板子一枚という歌もある。カキは工業製品ではない。安かろうだけで価格形成、価格決定されるべきではない。改めて、生産者と消費者を結ぶ新たな仕組み作りが必要だ。
 明日から「石巻のカキもっと知ってもらう」キャンペーンがスタートする。石巻市の飲食店やカキ生産者、加工業者で組織する「いしのまき『牡蠣の郷』協議会がPRキャンペーンだ。生食用生産日本一でオイスタバーや養殖場見学ツアー(当支所でも対応)の実施により知名度アップを図りたい。さあ、早速賞味してみましょう!あなたも石巻産かきのサポーター!

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