11月25日(木)判決
かき生産に伴い、自己査定関係を鑑みいろいろ相談業務で煩雑な仕事。個別案件の判断が多種多様で何かとすっきりしないような気がする。
さて、全国から注目の石巻3人殺傷事件の判決が出た。仙台地裁で裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。「犯行は執拗かつ冷酷さも際立つ」と指摘し「結果は極めて重大」と。それにしても、未成年の死刑判決について裁判員(男3名女3名)のコメントも報道で紹介していたが苦悩した様子が伝わってきた。
道元禅師の鮮烈な生き方が語られた文章に、
「設ひ発病して死すべくとも、
猶只是れを修すべし。
病ひ無ふして修せず、
此の身をいたはり用ひてなんの用ぞ。
病ひして死せば本意なり」
意味は、(たとえ病気になって死のうと、
仏道修行をやり抜くべきである。
まして病気でもないのに修行もせず、
自分の身体をいたわり、
その身体を何の役に立てようというのか。
仏道修行を続ける中で、病気になって死んでも、
それはそれでよいではないか。)
人は何のために生きるかの特集からだが、徳を積んで人間学を究めたいものだ。