1月9日(日)成人式
「心に響く言葉」藤尾秀昭(致知出版社)を読む、中国古典「礼記」の一篇の「曲礼」から人生の歩み方について
人生まれて10年を「幼」という―学ぶ。
20年を「弱」という―「冠」す。
30年を「壮」という。
40年を「強」という。
50年を「艾」という。
60年を「耆」という。
70年は「老」という。
80・90を「耋」ということを紹介し良い話が18章にわたる。特に、印象的だったのが「上求菩提 下化衆生」己の人間性を向上させ少しでも世のために尽くすことだ。
さて、午後2時からは石巻市民会館で石巻地区の成人式に出席、1,074人の新成人。会場は多少ざわついていたが「道―踏み出す一歩が創る出会い」のテーマで実行委員会の企画が良かった。また、誓いの言葉を堂々と感情を込め述べ、感謝を述べた時に涙ぐむシーンがあったが、会場から「頑張れ」の声で大変良いものとなっていた。20歳は「礼記」には「弱」となっているが、冠をつける年齢で(そのため弱冠というのはここからきた)あります。これからに期待したい。