3月31日(木)大震災 21日目

 朝早くから後片付け作業を行い、燃やせるものは燃やした。小雨が降り出し、8時40分に会派会議のため本庁へ。女川経由の道路は遠く、すれ違いで自衛隊を優先にしながら向かったら1時間半ほど時間を費やしてしまった。女川の町に電柱を立てていたが20本余りを素早く処理しているのには驚いた。
 会派会議には1名欠席で、今後の対応や要望など協議した。高橋会長から自衛隊が行っている遺体を運ぶ作業が今日で撤収される話を聞き、須田県議、親戚の菅間県議にお願いし桜井財務副大臣を通じてお願いした。しかし、被災地は大変な状況下であり、人々の暮らしや人生まで一変したり断絶されたところもある。それなのに国の対応はあいも変わらず縦割り行政や政党の主導権争いを行っているのに怒りを覚える。毎日新聞30日付け社説の「震災と国会」の如くだ。厚労省の通達にしろ現場の自衛官も大変で、現場を見ずしての机上論だ。市町村職員も不眠不休の生活で対応しており必死だが、国も順じてほしい。国政も面子にこだわることより仮設住宅にしろ選挙事務所のようなプレハブなど実施してはどうか。一刻も早く決断と実行をして欲しい。又、住民要望で石巻鮎川線の侍浜-荻浜間の通行止め・コバルトラインの通行止めの早期解決し解除を対策本部と須田県議にお願いし5月1日を目途にということを片側でも自衛隊にお願いし、要望に答えて欲しいと願った。
 帰りに、ボランティア団体と会い、ご指南役から水を大量にいただき(給水車は1度も来ない)、被災者についても話した。後援会の最高顧問石川さんの急逝についても伺った。本人、奥さん、お孫さんと被災し、悲しい限りである(合掌)。その後、宮城県漁協に寄り被災者について伺い対応などお話した。県漁協の支所の3分の2が被災し職員が本所で対応している。今後の支所再編等を余儀なくされるであろう。出資者である組合員の視点に重点を置き考える必要がある。朝、見た女川町の電柱にすでに電線も接続されていた。又、地元で不満が募ると思い後にした。

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