4月7日(木)大震災 28日目

 ガレキの中から写真をいくつも発見した。ヌレティッシュでやさしく汚泥を落としキレイにすると地域コミュニティがしっかりしているためか、見ると誰かがわかるものばかりだ。とても懐かしい。各家ごとに区分ししっかりと手渡したい。貴重な思い出だから・・・・。
 避難した親戚が車を購入したと来た。知らない土地での生活は「カゴの鳥」のようだと話していた。2次避難としての「お試し制度」を石巻方式として示したが、住んでいた土地から離れたくないと思っている人が多い理由が分かる。
 家を失う被害を受けて避難生活を強いられている人の対策は、昨日の会議でも議論されたように仮設住宅建設による1日でも早い「生活の場」を築くことが最重点だ。我が家などの民家を含め体育館や学校での避難所での生活は、しっかりと眠れないやプライバシーが守れないなどストレスや疲れは限界に達している。子どもや高齢者、持病のある人などの健康状態も心配で、もう待ったなしの状況だ。国は、未曾有の大震災の中、スピード感がない。政争や小さなメンツのこだわりの場合か。被災者や国民を愚弄するな!と言いたい。原発問題まで何をしている。どうか全力を傾注して決断と実行してほしい。

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