4月8日(金)大震災 29日目

 昨夜、眠って間もなくの午前11時32分にマグニチュード7.1、震度6強の東日本大震災の余震。地鳴りがドラムロールのように鳴り、また余震かと思ったら長く強い揺れが、起きて妻と顔を見合わせた。「散る桜 残る桜も 散る桜」を思い出し、いよいよ終わりかなと思ったら止んだ。懐中電灯で家族を確認し、外へ出た。避難している人達を確認し、ラジオから津波警報が発令されたと報道され、解除後、家に戻り床に就いた。
 朝、荻浜中学校避難所に行き、昨夜から未明に掛けて皆で避難した様子と避難所の中学校校舎に亀裂が生じた場所を確認した。また、沿岸漁業再生プラの考え方について伺い同意を得たので本庁へ。産業部・生活環境部・建設部へ行き提案をさせていただいた。さらに教育委員会では学校施設の確認を要望した。沿岸漁業再生には智恵が必要だ。海のガレキ撤去を漁業者に依頼し賃金を支給する。JFみやぎに寄り、指導課で話してきた。
 自宅に戻ると、大学時代の先輩から手紙が着いていた。昨日、来週中に通電する話があったが余震で伸びるかもと思いながら不安になっている心へ光がさしてきた思いだ。今こそ、政治が光となるように努力しなければならないと改めて思った。

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