4月10日(日)大震災 31日目

 大川小学校での被災状況について、昨夜9時過ぎまで保護者への説明会が開催し、関係者の聞き取り調査を行い結果を公表する方針を説明した。保護者からは「地震があった後、直ぐに高台に避難すれば子ども達は助かったのではないか」(倒木で山へ行けなかったとの答弁あり)。「なぜ大川小学校だけが108人中74人の死亡・行方不明の犠牲を出したのか」「この災害は、天災か人災か」など強い指摘もあり、「石巻市立の小学校に亀山市長が出て来ないのはどうしたことか」「3月17日校長が出てきたが、校長室へ入っただけで何の説明もないまま1ヶ月たったのはなぜか」等1ヶ月後の説明への不満と批判があったという。私の妹も高校から長男を乗せ、大川小学校の次男を迎えに行って津波にのまれた。後日、長男と妹は遺体で発見されたが、次男はいまだに発見されていなく行方不明のままだ。義弟への妹からの最期のメッセージは「すごいことになっている。・・・」という声で途絶えていると。第1波の後か。まだ、10名の児童が行方不明だが、早く見つかって欲しい。
 状況を間接的に聞き、誰が悪いとかではなく、しっかりと検証し2度と起こさないことが重要だ。子ども達の死を無駄にしてはいけない。
 連絡が取れなかった親戚が来て、安否など聞くことができたが、避難所に亀山市長が激励に来ないことに被災者から不満が出ていたと話していた。ラジオから菅首相が来石し村井知事と亀山市長が対応していた報道があったので、大臣などへの対応など忙しい様子だと話しておいたが勇気付けるためにも時間が許せば回って欲しいものだ。来る大臣などに地元は元気を出すので是非、国は現金を出して下さいと言った人がいたというが、まさに現実対応を望む。

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