4月26日(火)大震災 47日目

 仮設住宅の件や水道の件など要望する電話が次々と鳴り出し、しっかりと活動した。その後、10時から仮埋葬していた妹の棺の掘り起こし上品山に向かった。先月は、雪が残っており寒さを感じたが、路上に黄色が鮮やかな菜の花が咲き乱れ、桜も満開になっていた。重機で丁寧に掘り起こしていただき新しい棺に移していただき、本人が縫った浴衣に黄泉への旅立ちの作業を見ていて涙が溢れて止まらなかった。午後1時30分からも甥の掘り起しがあったが雇用と定住促進対策特別委員会の開催のため立ち会えなかった。
 雇用と定住促進対策特別委員会は、東日本大震災後の本市における雇用確保対策について西村産業建設部長、阿部健康部長、須田生活環境部長・小暮課長から説明を受け質疑となった。特に、産業部からは東京商工リサーチからの資料等で石巻市の津波浸水地域企業1,749社(67.3%)、浸水地域の企業売り上げ4,720億4,198万円(73%)などが報告された。私からも漁業者における海上・海中のガレキ処理がいよいよ実施されることの評価と農業における塩害対策での雇用創出、石巻市立病院の看護士の解雇問題、窓口での保育士活用、福祉部門における介護士養成での雇用など質した。
 現場では、大変要件が多いので早め早めの対応を望みたい。

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