1月17日(日) 本末転倒

一段落し、重ねてあった新聞に目を通し驚いた。現職の衆議院議員(元施設秘書)、後任秘書に続いて公設第1秘書が逮捕された報道と併せて政権交代後の民主党大会の内容や政権と検察の全面対決、幹事長続投、首相「戦ってください」の見出しが紙面を飾っていた。そもそも土地取引をめぐる政治資金規正法違反の疑いで3人が逮捕された小沢幹事長が検察の捜査手法を批判し対決姿勢を鮮明にした。捜査の不当性や見込み違いに反論があるなら、堂々と説明責任を果たすべきだ。疑惑が報道される中で「検察権力との全面対決」に持ち込むのは如何なものか。さらに、鳩山首相は「信じています。どうぞ戦ってください」と話したとは、またまた政治とカネの問題で、嫌気がさす。今まで、逆の立場で説明責任を訴えてきた党である。組織としての浄化能力は一体どうなっているのか。支持率低下が国民の声だ。

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