5月16日(月)大震災 67日目

 仙台大学教授で東日本大震災復興構想会議委員になった高成田享さんから電話をいただきお会いした。奥様と朝日新聞野呂雅之論説委員さんと一緒に市役所で復興や漁業の形態、漁港の集約化などあっという間に時間が過ぎ、場所を移動し昼食しながら㈱木の屋石巻水産木村長努代表取締役社長・木村隆之代表取締役副社長、朝日新聞菅沼栄一郎記者・小山田研慈専門記者(農業担当)と漁港市場のあり方、特区への私見など話題と復興への願いは大きいものがある。スケールの大きい復旧路線ではなく復興路線は抜本的な改革が必要である。漁家経営をどのように考えるのか、またまたあっという間の時間が経過する。女川のDezaign佐藤友美さんらともお会いでき、復興に垣根を超えがんばろうと。雄勝地区の水浜では行政区解散という異例な事態を生じたところもある。復旧ではなく復興へのスピード感も必要だ。組織維持の既得権よりも離職させずにどう復興させるかだ。
 お別れすると仮設住宅の9次に荻浜地区3箇所を打ち合わせたと内々の電話をいただき水道の復旧等も見えてきた。その後、コミュニティ放送としてのラジオ活用と支援を打ち合わせし荻浜中学校避難所四野見区長さんらと協議を打ち合わせしているとNHK放送局大型企画開発センターディレクター中澤洋子さん取材しているとのこと浜の活気を伝えたいものだと思った。
 その後、市役所荻浜支所仮設設置の件で住民要望が元の地であるが、職員要望が荻浜中学校の上空き地となっている調整のため協議した。支所長らの希望でということにした後、東浜小学校救難所で仮設住宅の件と漁業者の活動と営漁計画はどのように考えているかなど宮城県漁協石巻市東部支所で懇談した。コンテナでの事務所設営で今後支所機能をどうしたいのか?どう漁港を集約するのかよく理解しにくかった。主人公である組合員の活動をどうしたいのか、どう指導していくのか、しっかりと示すべきだと強く感じてきた。

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