5月30日(月)大震災 81日目
朝から大雨と強風は、台風2号から変わった低気圧や前線の影響で、大荒れの天気だ。県内各地には土砂災害警戒情報や大雨・洪水などの警報が出て心配していた。建設部で打ち合わせの後、議会事務局にいると東浜小学校避難所対策本部から小積浜から牧浜の間の須田浜で土砂崩れし不通になり給食センターの車は小網倉から廻ったと、また、小網倉も冠水していると連絡があったので至急対応するよう要請した。その後、水産特区の件で昨日に河北新報への村井知事、木村経営管理委員会長のそれぞれのインタビューが掲載されていたので県漁協を伺った。まさに、経営管理委員会の会議中で、かつての職員仲間や県職員といろいろ懇談した。また、経営管理委員会では、支所の統廃合や職員数の大幅削減、給与等の25%カットなどで対応することらしいが台風に煽られた船のように翻弄され舵がきかないようだった。10%削減のときも職員や職員会に説明が無く不満も多いようだ。雄勝の離職の件でもお話させていただき、6月1日午後1時に伺うこととした。
昼過ぎ雨脚がさらに急激に強まり、あっちこっちで、冠水が見られた。夕方は倒木による停電、土砂災害警戒情報が出ている他、各地に大雨・洪水警報も発表され作業も難航している様子だ。予報では、沿岸部では明日の明け方にかけて風が非常に強く、波も7メートルと高くなる見込みで、現在、暴風・波浪警報が出され心配だ。渡波や県道から市道の我が家の入り口も冠水で、明日からは大潮の時期に入るため、高潮に対する警戒も必要だ。東日本大震災でとてつもなく弱っている中で、台風崩れといっても台風並みの強さを持つ暴風雨は堪える。ありのまま受け入れねばならないのかと停電の中、不安は募る。