6月2日(木)大震災 84日目
浸水が続く渡波地区だが全体で捉えないと塩富町防げば二番囲がダメになるなど抜本的な対策が必要だ。8時過ぎに連絡をいただき役所に告げ現地を確認したが大潮から水が引かず外へも出られず大変な状況となっている。マスをつくりポンプアップ等何らかの対策を講じ不安解消したい。現地では、国会議員に憤りの怒りが、「被災地はこのように今も大変な状況なのに、国会議員は一体何をやっているのか」、「被災者を助けることが先で、子どものケンカではないが、足の引っ張り合いはやめてほしい」と話していた。訴えた。大船渡市の平田民恵さん(73)も「政治家の仕事は復興に全力を挙げること。エネルギーの使い方を間違っている」と批判した。9時半から竹浜に続き福貴浦地区のガレキ処理関係で現場へ移動し確認した。
午後からは水の件や2次災害のためのガレキ撤去など相談事も多い、夕方は仮設住宅の件で荻浜の現場を案内していただいた。早期に着工しないと離職者が出て地域も崩壊する。何とか早く実現したい。夜、朝に不満が出ていた衆院の本会議結果、自民、公明、たちあがれ日本の3党提出の内閣不信任決議案を反対多数で否決となった。賛成152票、反対293票。欠席・棄権は計33人。菅首相はこれに先立つ民主党代議士会で大震災復興、福島第1原発事故対応に一定のめどがついた段階で退陣する意向を表明。これを受けての結果となったが、被災地への対応を一時も早い対応、決断と実行力を願いたい。