6月4日(土)大震災 86日目
午前中は、従兄が久しぶりにやってきた。震災になってからは本当に慌ただしい時間を過ごしてきただけにやっと一息という感じだ。午後からは愛媛ボランティアセンターが区長さん宅に訪れ物資等を運んでいただいた。その後、区会が開かれ、今後の対応やガレキ処理など話題となった。途中で市建設部より荻浜の仮設住宅の建設予定を検証し、併せて、豊嶋区長さんらにご意見をいただき決定した。
夕方、報道で皇太子ご夫妻が東日本大震災で甚大な被害を受けた岩沼市や山元町を訪れ、避難所に身を寄せている人たちを励まされ、村井知事をはじめ首長さんらの出迎えと沿岸部を視察し、犠牲者に哀悼の意を表して黙礼されていたのを映し出していた。もうすぐ3カ月になるが、心新たに復興へと進めるよう努力したい。
夜、時間が許せば出席したいと思っていた、全校児童の7割が犠牲になった石巻市の大川小学校保護者への第2回目の説明会があった。TBCの午後11時過ぎのニュースでも報道され義弟も出ていたが、40分間の待機していたことが明らかになったことと市には過失が無く今回で説明会を打ち切るということに納得している様子はない。感情的なものがあるかもしれないがしっかり検証し二度とないようにし、まだ見つからない児童らもいるので、学校の安全対策について考察すべきだ。5月25日に石巻市議会環境教育委員会でも学校を訪れたが、その痕跡が生々しく残っており学校の津波対策がどうあるべきか?改めて感じてきたところだ。しっかりと対応すべきだ。それにしても教育長不在で学校教育課長がインタビューに答えていたが酷に見える。