7月10日(日)大震災 122日目

 納豆の日だそうで納豆を食べ、小積浜の海を見る。最高の暑さで疲れがドット出そうだが、東日本大震災から122日目何もなかったように海は復し、時折、輝く太陽がキラキラと水面に写る。9時57分長めの地震と津波注意報が発令され緊張感が漂う中、石巻大街道斎場清月記の故木村力勇葬儀告別式に参列、東日本大震災により小積浜で被災した。思いを弔辞で捧げ法事へ、今は所在がバラバラだが、久しぶりに地区の人たちと会い話題も豊富に…。
 その後、仮設住宅での支援策など協議など行い、暑さで疲れがピークに、帰宅し「6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録」角川SSC新書を読む。本日の葬儀告別式後の話もあったが東日本大震災で3月11日、東北地方沿岸部を襲った巨大津波により、宮城県石巻市・東松島市・女川町をエリアとする地域紙・石巻日日新聞社では、印刷設備が一部浸水し、インフラの破壊により輪転機が動かせない状況にあった。創刊99年の新聞発行が危機に立たされる中、「電気がなくても、紙とペンはある」と、手書きの壁新聞を発行することを決意する。家族・親族の安否もわからない中、生死を賭けながら最前線で取材を繰り広げ、手書きの壁新聞作りに奔走した記者たちの“震災後7日間の記録”をまとまっており、6名の記者の一層身近に思いが伝わる。目の眼の事実を伝えるという使命感から避難所などに貼り出された壁新聞は、地域住民の貴重な情報源となった。ドキュメントは、石巻日日新聞の専売特許のようなものあっという間に汗だくで読んでしまった。壁新聞後、印刷ができるようになってからは、生活情報など充実した報道になり、情報が少ない被災地では掛かり付けの病院やショップなど大変役立った。明日は4か月目、書店で購入し読むことを進めたい。

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