9月22日(木)大震災 196日目

昨夜9時15分過ぎ突然、台風15号の影響で停電となり、半年前の東日本大震災時に返ったような感じがした。朝、5時半に近隣をパトロールに向かうと区長さんもデジカメを持ちながらすでに小積浜区内の調査が済んでいて内容について伺った。その後、確認し付近の土砂崩れをスコップで後片付けし7時過ぎ車で自宅を出発、野々浜方面への入り口には福原さんの車が横転しその上の方も土砂崩れ。、荻浜保育所付近は道路が復旧、月浦・桃浦間が土砂崩れのため通行止め(荻浜支所渡辺支所長と会い報告された)、牧浜から東浜地区10か所の土砂崩れで通行止め桜田建設部長に連絡した。東浜地区本部長や地区の人達から電話があり現状について市に連らしたことを報告した。議会事務局渡辺書記から連絡があり、9時に議会運営委員会を開催し日程の変更など手続きなどを協議、陸の孤島化していることを話した。その後、渡辺副委員長に連絡した。予定通りすすみ本会議で散会したと連絡をいただいた。
 その後、自宅付近の崩れた土などスコップで上げ、片づけた後に墓参りした。帰り道で荻浜支所の木村補佐や職員のみなさんが歩いて調査した内容、特に荻浜の仮設住宅での床上浸水など受けた。何で被災地を台風が襲うのだろうかと考えながら合掌し「人類を救う哲学」梅原猛・稲森和夫(PHP研究所)を読む。経済成長こそ善なのか、自然に対する畏敬の念、太陽崇拝こそ人類文明の原点など興味深かった。午後1時45分頃に月浦・桃浦の間が片側通行できるようにしたと連絡があり地元に報告。続いて東北電力に停電の復旧の見通しと早期に通電を願い、区長さん宅へ。
 戻って午後4時15分通電し、5分後に「女川原子力発電所第1号機 台風15号によるタービン建屋への流入について」お知らせいただきまだ狐崎が通行止めのため停電で対処していると。台風15号の傷跡は大きく、22日午前6時までの総雨量は石巻市雄勝で532・5ミリと県内最多、石巻地区では302ミリで21日午後9時40分には石巻市内で30メートルの最大瞬間風速を記録した。自然の脅威は恐ろしい。昨日の一般質問でコミュニティ放送「ラジオ石巻」を減災のまちづくりでの活用を質したが、停電、通行止めの環境下で改めて一層強く感じた。

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