10月18日(火)大震災 222日目
学区外の仮設住宅からの通学状況調べや震災で移動した児童・生徒の学校別数を調査しNPOなどの対応策の参考にした。教育委員会から議会事務局へ行き午後からは大街道清月記で大山家葬儀告別式に参列し夕方は白寿殿で杉浦家通夜へ。
さて、宮城県議会の本会議で、県が提案していた「宮城県震災復興計画」を賛成多数で可決した。計画内容は、津波で甚大な被害を受けた沿岸部について、住宅地の「高台移転」と、生活と仕事の場を分ける「職住分離」を柱に復興を進めることとなっている。重大な関心は水産業だが、県内に142ある漁港の3分の1程度を「沿岸拠点漁港」に指定し、周辺の漁港の機能を集約して優先的に復旧させる。村井知事が提唱している「水産業復興特区」構想については、『宮城県漁協から提出された特区に反対する請願』の採決が行われ、委員会では採択されたが本会議では、賛成の20に対して反対が37となり、請願は採択されなかった。今後も話し合いを重ねしっかりと漁業振興に努めていただきたい。