10月20日(木)大震災 224日目

立町商店会の浅野建男さんから「さくらプロジェクト3.11」の件でお話があったので市役所の復興対策室を確認し、一般社団法人さくらプロジェクト3.11の理事長小宮泰彦さん(京葉アドバンス物流㈱代表取締役)・専務理事坂本恒太さん(㈱ユナイトボード代表取締役社長)・専務理事榧根浩さん(㈱広明通信社代表取締役)と会い趣旨について伺った。『2011年3月11日に発生した東日本大震災は、被災地にあった多くの桜の木も奪いました。私たちがこれまで行ってきた支援活動の際、現地被災者の方々から「サクラが咲くのを見たい」との声を多く聞き、津波や火事で一面灰色になってしまったかの地が、少しでもサクラの淡いピンク色に染まることを願い、ここに「桜植樹」を目的に社団法人(非営利)を立ち上げた。不特定多数の応募を募り、被災地へ桜の木を植樹することを目的とし、支援して戴いた方々には植樹地をご報告し、「第2のふるさと」として現地に足を運んで頂くことで被災地に様々な需要を導くことをねらいとしている。被災地の復興と現地と支援者を繋ぐ木として将来に向けた絆づくりを目指し、最終的には植樹された地がサクラの観光名所となることにも期待するもので、植樹場所の選定、植樹にあたり専門分野の方々との調整を行ないながら実行に移し、被災地広域に渡り、1地域ごとに3月11日の数字にちなみ311本の桜を植えるプロジェクト』で長く続く広大なもので是非、最大被災地を桜の花で復興を誓いたい。
 終了後、移動し子ども達への支援について協議した。道路が大変混み合っていると思ったら台湾義援金で大渋滞だ。桃浦の曹洞宗三国山洞仙寺は、長禄2年(1458)に開山したお寺である。寛永、文化年間の2度火災に遭っています。昭和8年(1933)に桃浦字朴長囲より現在地に移転したが、この東日本大震災により被災した。寺の境内には、戊辰戦争の時、榎本武揚艦隊開陽丸乗組員中井初次郎の墓が残されている。元石巻教育長阿部和夫先生の得意な分野だが、中井初次郎の出身地は塩飽諸島の広島(香川県丸亀市)で折浜停泊中に病死35歳だった。これまで東日本大震災で香川県丸亀市から多くの人達が支援していただき、その人達が墓石にお参りに来た。歴史のロマン!大変いいことだ。

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