10月21日(金)大震災 225日目

勝間和代さんのメールで、『バカの理由(わけ)』(アルボムッレ・スマナサーラ 著・サンガ)』の本を紹介、釈迦の教えの「無智」についてがテーマとなっているものだ。『無智というのは、仏教に詳しくない、私なりに解釈をすると、「利己主義」で「自己欺瞞」があり、「偏見」があり、「自分勝手な振る舞い」をすることが当たり前になっている状態です。そのような生き方をしていると苦しくて仕方がなくなってしまう。だから、どうやって、私たちの心から、無智を少しずつ追い出し、智恵をつけるのか、が丸1冊かけて、丁寧に説かれています。特に最後の章に「慈悲喜捨」という形で、無智を追い出すための行動様式がまとめられているのですが、それは
  慈 - あらゆる生命の幸せを願う慈しみ、友情
  悲 - 見返りを求めず、困っている人を助けたいと思う心
  喜 - 嫉妬の反対、人の成功をわがことのように喜べる心
  捨 - すべてのものは平等であり、違いは個体差であると理解できる能力
という「四無量心」になります。』というものだ。復興にこそ必要な心ではないか。この様子においても物資が配られ亀山市長の記者会見で
来月打ち切るという遅さだ。女性の会や本日の懇談でも被災者の格差を話す人が大半で全面降伏する人には手厚いが自力で少しでも頑張ろうとする人には援助や助成が無い。不合理だと言わざるを得ない。「慈悲喜捨」という形が作れるか?しっかりと考えなければならない。夜は、石巻大街道清月記で及川家通夜、ほたるで福原家通夜へ。

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