5月2日(水)鎮魂と復興

 松並から湊地区で被災され、まず第一歩、歩みだし住居を再建し頑張っている宅で懇談、自立支援のメニューの無さなど行政等に不満の声を伺うことができた。市役所に寄り、南浜町の「がんばろう石巻」の看板前には献花され線香が手向けられていた。大勢の方々が合掌、私も従姉や支持者など多くの犠牲者を出した場所であり合掌した。一方、向かいの石巻市門脇町側にあるテント張りの仮設商店「通りの駅石巻きてけさいん」では、復興を目指している地元企業の商品を取り扱っていた。商品は、木の屋石巻水産の鯨の缶詰、粟野蒲鉾店のかまぼこ、山形屋商店のしょう油、萬楽堂のパンなど被災した地元企業の商品と脇には、石巻焼きそばや、石巻産の塩蔵わかめ、焼きのりも販売していた。テントから道路を隔てて、「がんばろう石巻」の看板脇には元気に鯉のぼりが泳いでいた。まさに、鎮魂と復興を凝縮している。
 復興への雇用創出など懇談し、夜は阿部家通夜へ。ポツポツ雨が降り出したが復興へ進めたい。

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