5月31日(木)百条委員会設置
8時45分から議長室に於いて正副議長と打ち合わせ会を行い、9時から平成24年第3回臨時会議会運営委員会を開催した。会派の変更や委員の変更あったので確認し進めていると後藤委員から4月8日開催の会派代表者会議の議運正副委員長に対する認識を議長に問われた暫時休憩し議事録を次長から説明いただき互選と言う意見も出たが会議のまとめ提言と言うことで現状のままで確認し市長提出議案4件について議案説明を受けた。続いて議会案第2号災害廃棄物処理業務委託等に関する調査特別委員会の設置についての説明、会議等の予定など確認し終了した。
10時からは東日本大震災復興促進特別委員会が開催され、5月14日の特別委員会全体会議題(3)に係る再調査・再精査事項等について生活環境部長から説明があった。驚いたことに理事会資料にない藤久建設株式会社代表取締役から石巻市長亀山紘様あての事情説明が加わっていた。結局、告発しないことで集約したと。しかし、新事実も並び限界を感じた。
午後からは、第3回臨時会が開催され、専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市税条例の一部を改正する条例、石巻市都市計画税条例の一部を改正する条例)、先決処分の報告並びにその承認を求めることについて(石巻市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)、専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(平成23年度石巻市一般会計補正予算、平成23年度石巻市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算案、平成23年度石巻市下水道事業特別会計補正予算、平成23年度石巻市農業集落排水事業特別会計補正予算、平成23年度石巻市浄化槽整備事業特別会計補正予算、平成23年度石巻市国民健康保険事業特別会計補正予算)合計132億4,181.1万円減額(累計3,168億5,820.2万円)、専決処分の報告並びにその承認を求めることについて(平成24年度一般会計補正予算)5月3日、5日及び6日の災害復旧費1億3,400万円(累計2,633億3,400万円)の市長提出議案を可決し議会案第2号災害廃棄物処理業務委託等に関する調査特別委員会の設置について阿部(純)議員から提案理由の説明があった後、庄司議員から動議がかかり暫時休憩、1時間過ぎて傍聴者や議員から待っている不満が続出し議長に申し出た。議運を開催後、本会議が再開され、議会案2号の修正案6名(共産党石巻市議団2名、グローバル石巻4名)で庄司議員から修正案の提案理由、討論を経て採決、修正案に賛成は6名、本議案に賛成は24名で原案を可決した。
これは、「百条委員会」と呼ばれるも機関で、権限のある機関設置により早期に事実関係を調べることとした。この調査対象は、藤久建設株式会社が市から請け負ったがれき処理の事業で、社長は、市内のボランティア団体で作る「石巻災害復興支援協議会」の代表である会長を務めていた。発端は、日本財団から協議会に燃料代や運転手の人件費の一部も無償で貸与されたダンプカーを、自分の会社が請け負ったがれき処理に使い、無償だったにも関わらず、経費として466万円を市に請求した補助金のチョロまかしという週刊文春の報道から検証作業がはじまった。調査が進むごとに、現場の写真トリミングでの複数個所で使い回しなど、不審な点が出てきたため地方自治法に基づく強制力のある調査特別委員会の百条委員会を設置、議決後、議運で今後の流れを確認し代表者会議を経て、本会議で百条委員会の委員を10人選任し、早速正副委員長を選任し早期に委員会活動を行い業務の実態や協議会との関係など、事実関係を調査する。松川委員長、丹野副委員長、委員は阿部(純)、黒須、阿部(和)、水澤、渡辺、森山、堀川、後藤。