7月19日(木)光と影
正副議長の6総合支所を廻るの第1日目は、10時から牡鹿総合支所。岡田支所長、安住復興推進監、小泉副参事、阿部市民生活課長、遠藤保健福祉課長、阿部牡鹿病院事務長が出席「震災復興の状況について」(1)防災集団移転促進事業、(2)基盤整備の災害復旧事業(海岸、道路、河川、漁港、港湾)、(3)産業施設の再生事業について担当から詳細に説明を受けた。人口世帯で昨年2月末と本年6月末では260世帯減の△14.0%の1,593世帯、人口は787減の△17.4%の3,746人。東日本大震災の影響がダイレクトに出ていた。続いて現地視察として石巻市災害廃棄物破砕・選別処理業務(鮎川浜駒ヶ峯:山鳥駐車場敷地内):被災者30名を選別に雇用し7月5日から試運転10月下旬まで1日150トン処理し谷川に移動し来年9月まで稼働。続いておしかホエールランドは懐中電灯を使い1階と2階を見たが標本もだいぶ流失し施設も7mの津波で腐食していた。次に、鮎川漁港災害復旧工事現場で東日本大震災で被災し地盤沈下した分1.2m改修工事。過日、公益財団法人日本ユニセフ協会から寄贈があった石巻市立牡鹿地区保育所(鮎川浜清崎7)建設面積355.59㎡定員54名を現地視察しお昼をだいぶ回り移動した。
午後2時、河南総合支所伊藤支所長、高橋次長らから、震災後の人口、河南地区仮設住宅19の自治組織現状、地区ごとの住宅メーカーの区画整備、圃場整備、8月からの住民自治の立ち上げについて説明があった。世帯数で419増の107.4%の6,044世帯、人口は899人増の105.2%の18,190人。続いて移動し桃生総合支所石川支所長、菅原正好次長、今野市民生活課長、菅原満保健福祉課長、西條公民館長らが説明、震災に伴う人口動態、公共施設の復旧状況、り災証明書発行状況、倒壊・事業所解体撤去処理、各種制度申請受付状況、仮設住宅の設置・入居状況、避難所開設状況の説明を受けた。世帯数で114増の104.9%の2,422世帯、人口は148人増の101.9%の8,001人。震災で減少する人口が著しいところと増加し土地が震災前よりも高くなり完売している光と影を見たようだ。