10月10日(水)函館市地域交流まちづくりセンター
ホテルからタクシーで移動し末広町にある函館市地域交流まちづくりセンターに8時45分に着いた。御案内をいただき3階の部屋の会議室に移動した。このセンターは、大正12年丸井今井呉服店函館支店として3階建で建築され昭和5年に4階部分を増築し隣接して5階建を増築昭和44年市が建物と土地を購入し市の分庁舎として使用開始平成17年改修工事し19年2月竣工し、平成22年4月1日から平成27年3月31日まで指定管理者方式でNPOサポートはこだてグループが指定されている。センター長の丸藤競さん(昭和39年生まれ)から3階で挨拶し、1階の情報発信フロアからご説明いただいた。1階は、おすすめ散策ルートコーナー、パンフレットコーナー、インフォメーション、歴史・祭事コーナー、情報検索コーナーがある。1階から5階までエレベーターを使用したが、東北以北最古の手動式エレベーターだった。5階から4階に移動し、まちづくりオフィス催し事務・展示ブース、踊り場の壁にはカレンダーには祭事・イベント情報が添付されていた。3階に移り、市民活動支援フロアは、まちづくりオフィス(ミーティングスペース、貸し事務ブース)、相談コーナー(まちのチカラサポートデスク)、会議室A・B、印刷室、各団体についてご紹介をいただいた。次に、2階市民交流フロア、イベント作品展などのフリースペース、ワークショップなどや研修室の説明をいただき3階に戻り、同行した女子大生2名と函館市地域交流まちづくりセンター施設運営、高橋会長から御礼の挨拶を行い質疑応答に。丸藤センター長から人口を人交で年間3000人づつ減少する人口についての考えやまちづくりに対するコンセプトをお話していただいた。また、函館市定住化サポートセンターについては、平成17年2月設置され定住人口の確保、地域の活性化、新産業の創出や雇用の確保を図るため定住者誘致推進事業の取り組みを開始し、移住を検討されている方に対するワンストップ窓口として、市役所企画部内に定住化サポートセンターを市役所企画部内に設置し、平成21年5月から函館市地域交流まちづくりセンター内に移設し運営をNPOサポートはこだてグループに委託、丸3年で123人、1年に約40人づつ移住している実績を伺った。移住者がなぜ関東から多いのかと言う質問に人口がまず多いことと最近は直下型の地震が有るというのも影響していると。住みやすい気候など活発な質疑が行われ青山副会長から御礼の挨拶で締めくくった。
函館駅を12時半に出発、「総理の器量 政治記者が見た秘話」橋本五郎(中央公論新社)を読んだ。橋本五郎さんは、先般、講演を聞いたばかりなので声を耳にしながら強弱がついて読めた。リーダー9人、中曽根康弘「王道の政治」、福田赳夫「清貧の政治」、大平正芳「韜晦の政治」、三木武夫「説得の政治」、竹下登「無限包容の政治」、宮沢喜一「知性の政治」、橋本龍太郎「正眼の政治」、小渕恵三「謙譲の政治」、小泉純一郎「無借金の政治」について楽しく読めた。リーダーの心構え、謙虚さ、責任感と使命感、辛抱強さが求められる。しっかりと学び取りたいものだ。読み終え小樽駅からタクシーでホテルソニアに4時50分到着。食事は以前好評だった民宿青塚食堂へ、お疲れ様でした。