10月11日(木)小樽市

 9時10分、ホテルに小樽市議会事務局沼田晃司調査係長さんが迎えに来ていただき、市役所までの通りやまちづくり、小樽駅について説明をいただいた。議会事務局前の会議室で田中泰彦事務局長から小樽市について昭和40年の196,771名をピークに現在では130,156名外国人登録者数497名を除くと13万人をし切った状態で高齢者率32.5%と高くなっている等、概要を含んだ挨拶をいただき、高橋会長が御礼の挨拶を行った。次に、視察項目である小樽築港駅前周辺地区再開発について概要を小樽市建設部小紙琢也次長から説明、詳細を同部まちづくり推進課河井健係長から資料に従い説明いただいた。小樽築港駅前周辺地区は、小樽市中心部から東へ3km札幌側に位置した旧国鉄小樽築港駅貨物ヤード跡地で、昭和55年、貨物ヤード機能が廃止され遊休化した地区で、昭和62年の国鉄分割民営化に伴い貨物ヤード跡地約22haが国鉄清算事業団の所有となり後に㈱小樽ベイシティ開発に売却された。ここは、臨港地区に指定され、JR函館本線や国道5号など交通アクセスが良好で、小樽港における親水空間の一つになっている「小樽港マリーナ」やメモリアルホール「石原裕次郎記念館」にも近接している。小樽築駅周辺地区再開発整理事業は、土地区画整理法で、地区面積30.0haを65億7百万円の事業費で行った。地区整備は、商業レクレーション地区、商業・業務地区、中高層住宅地区、医療・福祉関連サービス業務地区の4地区で行われた。私からも、医療・福祉関連サービス業務地区について小樽市立病院の建設について駅前周辺ということもあって現状を伺った。紆余曲折がありそこの地区への市立病院は行わず民間病院が建設中で、市立病院は廃校なる小学校に先月起工式を行ったと。再開発整理事業の成果と現状の検証など質疑応答。観光についても900万人を目指したが、昨年の震災の影響で落ち込み640万であると伺い、さすが観光都市だと思った。議場を見学し、現地で説明を受けた。商業施設を歩いたが、非常に広く大きい。マリンロードを通り今使っていない観覧車を横目に築港駅に行き小樽市を後にした。
 この4日間天候に恵まれた。新千歳空港から仙台空港、仙台空港アクセス鉄道で仙台駅、利府付近でゲリラ豪雨だった午後7時過ぎに自宅に着き、資料等をまとめ東日本大震災から1年7カ月目、行政視察の成果を提言していきたい。

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